『人生、ここにあり!』・・「やればできるさ」「We can do that!」
投稿日:2012年6月12日 | 最終更新日: 2020年11月18日
『人生、ここにあり!』 は、2008年公開のイタリアの映画。
日本では2011年の夏、公開。
イタリアでは、1978年に世界初の精神科病院廃絶法が公布されたそうです。提唱者である精神科医フランコ・バザーリアにちなんで「バザーリア法」と呼ばれているとのこと。まったく知りませんでした。
これによって、一般の入院患者たちは、病院から出され、町や家族の元へと帰されました。そして、1998年、イタリアの精神科病院は全廃になったそうです。
『人生、ここにあり!』 は、精神病院から協同組合へと変身を遂げたある施設の“実話”をもとに制作されました。公開されるやイタリア国内で大ヒットし、一年以上のロングランを記録。
重たいテーマのようですが、笑いあり、涙あり、前向きな気持ちに溢れています。
エンターテイメントです。
観終わったあと、「ねえ、この映画、観た? 観た?」と言いたくなりました。
原題は「Si può fare」。「やればできるさ」・・「We can do that!」。
「未来は自分で照らすのさ」「これは、イタリアで始まった本当の“しあわせ革命”」