トランスパーソナル研究
【目次】
テーマ
《境界を超えて》
個と全、主と客、意識と無意識、“あちら”と“こちら”、彼岸と此岸・・・
シバナンダ系譜のヨーガ、モンロー研究所のヘミシンク、エドガー・ケイシー、テーラワーダ仏教、ホ・オポノポノ、心理学などを学びつつ、実践と体験を通して、トランスパーソナルの道を探求しています。
運営者
(有)エル・アイ・ビイ(LIB Ltd.) 代表取締役 芝根秀和
方針
理論と実践--2つのバランスを大切にしたいと思っています。
※このサイトでは、実践と体験を通して学んだこと、気づいたことを中心にレポートし、シェアしていきます。
【研究のスタイル】
無邪気(innocence)に、好奇心(curiosity)を忘れず、自由(freedom)に
想像力(imagination)を働かせて、創造(creation)することを楽しむ(enjoy)
トランスパーソナルとは
トランスパーソナルとは ── 自己超越=個を越えた繋がり。
「トランス(trance)=恍惚」ではなく「トランス(trans)=越える」。
トランスには2つの方向性があります。
- 神、創造主、超意識など、スピリチュアルな垂直方向の「超える」あるいは「超越」。
- 人間関係、企業・組織、政治・経済・社会、地球環境といった水平方向の「個を越えた繋がり」。
トランスパーソナル心理学の基本的なメッセージは、「人間は自我を越えて成長していく可能性をもっている」というものです。
しかし、「自我を無視して安易に自己超越を唱えるようなものではない」とも言います。
「健全な自我の確立(=自己実現)が、自我を越えた成長(=自己超越)のための必要条件である」と。
「自我の確立を通過しなければ、自我を越えることはできない」。
つまり、「自我を捨て去るのではなく、自我を包み込むかたちで成長していく」という理論が、トランスパーソナル心理学の大きな特徴です。
参考:吉福伸逸『トランスパーソナルとは何か』新泉社、
諸富祥彦『トランスパーソナル心理学入門』講談社新書