「つよく やさしく うつくしく」・・99歳、女性現役、柔道家

投稿日:2012年6月12日 | 最終更新日: 2020年11月18日

すごい人がいた。知らなかった。
福田敬子、1913年生まれの99歳。女性現役、柔道家。
サンフランシスコで道場を開いている。

講道館の創設者、嘉納治五郎先生(1860-1938)の直弟子。
22歳、講道館女子部に入門。
1964年、東京オリンピックで「柔の形」を披露。
1966年、柔道指導のため、単身サンフランシスコに渡る。
(な、なんと、53歳の時に単身渡米!――すごいです)
ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア等でも教えてきた。
アメリカの市民権も取り、柔道を教えて現在に至る。
2009年、山口香さんの尽力で40年ぶりに帰国し、講道館で講演。
(2013年2月9日永眠)

『つよく やさしく うつくしく : 99歳女性十段が世界に広めた、なでしこの心』
――今も現役!99歳女性十段最後のメッセージ。

アメリカでは、今年の春、福田先生のドキュメンタリーが公開されたそうです。


自分のことですが、小学校3年生から高校3年まで柔道をやっていました。小学校の頃は町道場に通い、中学・高校は柔道部。楽しい思い出です。鎖骨を骨折したこともありましたが。

大学浪人中、ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」が大ブーム。翌年、大学に入学するや、少林寺拳法部に入部。二年間やっていました。大山倍達の極真空手も流行っていたころです。

 

小林まことさんの「柔道部物語」・・・何度も読み返しました。
浦沢直樹さんの「YAWARA」も同じく。
どちらも文庫本になっていますね。
二つとも大好きなマンガです。

警察小説で有名な今野敏さんは、今野塾という空手道場を主宰し、本人が指導しています。
格闘技を題材にした架空の物語も書いていますが、実在した格闘家をモデルに小説を書いています。どちらも面白い。

     

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