インナーセルフ と オートマチック・クリーニング

投稿日:2012年6月21日 | 最終更新日: 2020年10月21日

「インナーセルフ」による「オートマチック・クリーニング」。
「内なる自分による自動浄化」です。

インナーセルフ

モンロー研究所のヘミシンク・ワークショップに参加したことのある人にとって、トータルセルフ、I/There、EXCOM、ハイヤーセルフ、ガイド、ヘルパーなどの概念はよく知っていると思います。
では、インナーセルフとは何か。

インナーセルフ(内なる自分)という言葉は、ヘミシンクを始める前から知っていました。
しかし、深く考えたことはありませんでした。
その概念が明確になったのは、モンロー研の「ガイドラインズ」というプログラムに出てくる「インナーセルフ・ヘルパー(ISH=イッシュ)」という言葉を知ってからです。

「インナーセルフ・ヘルパー」がいるんだったら、「インナーセルフ」がいるはずだ、と。
インナーセルフを手助けするのがヘルパー(ガイド)のはずです。

顕在意識の中心に「私」がいます。それを仮に「セルフ」と名付けます。
潜在意識の中心にいる「私」を、「インナーセルフ」とします。

ヘミシンクを聴いて変性意識状態にいるとき、私たちの意識は、向こうに行ったり、こちらに帰ってきたりします。いわゆる「バイ・ロケーション」です。
向こう(潜在意識)にも、こちら(顕在意識)にも、自分がいます。
同時に、一体化もしています。
「セルフ」と「インナーセルフ」が一体化して、向こうでの体験を共有しています。
一体化しつつも、こちらの意識もあるため、こちらに帰ってきたとき、向こうでの体験を覚えていることができるのです。

私の場合、例えば、柔道着を着て、背中に熊の刺繍、腕の周りにイルカがいて、ライトセーバーを腰に差し・・・というスタイルで、向こうの世界を探索したりしています。
そんな姿の「インナーセルフ」。

ヘミシンクを聴いていないとき。通常の目覚めている意識状態のとき、私たちは、ほとんど向こうの自分「インナーセルフ」を意識していません。
ときどき、ふと内省しているときとか、ふと瞑想状態になるとき、向こうの自分を意識することがあります。「あ、向こうにも自分がいるんだ」と。

オートマチック・クリーニング

リリース&リチャージ、クリア&バランス、過去世体験、救出活動・・・私たちがヘミシンクのエクササイズを行っているとき、「セルフ」と「インナーセルフ」は、「ガイド(ヘルパー)」の協力を得ながら、さまざまな体験をしています。
エクササイズが終わったら、私たちは、普段と同じ日常生活に戻ります。インナーセルフのことも忘れてしまいます。

あるとき、ふと思ったのです。

ヘミシンクを聴いていなくても、インナーセルフにエクササイズを続けてもらうことはできないだろうか?と。

「いま、リリース&リチャージが必要です。インナーセルフさんお願いします」
「いま、救出活動が必要です。インナーセルフさんお願いします」

もともと、ヘミシンクなしでも体験できるようになることが、ヘミシンクの目的です。

以来、私は、これに取り組んでいます。
「オートマチック・クリーニング」

インナーセルフは、ヘミシンクを通して、エクササイズそのものには慣れています。
しかし、セルフが「エクササイズをやる」という意志を固め、それを伝えなければ、動いてくれません。起動するのはセルフの役割なのです。

オートマチック・クリーニングで最も重要なことは、セルフがクリーニングの必要性に気づき、それをインナーセルフに伝え、依頼することです。
「あ、いま、クリーニングが必要だ」と気づくこと。
常に客観的に、他人を見るように自分を観察し、クリーニングの必要性を感じ取る。
(「クリーニング」は、ホ・オポノポノで使われている概念です)

インスピレーション

クリーニングし続けると、限りなくゼロの状態に近づくことができる。
そのとき、ハイヤーセルフやガイドからのインスピレーションがやってくる。

インスピレーションは、必ず、インナーセルフ(潜在意識)経由で、セルフ(顕在意識)にもたらされます。
セルフに直接届くことはありません。

たとえインスピレーションが届いたとしても、インナーセルフが何か問題を抱えていたり、あるいはインナーセルフとセルフの関係が良好でなければ、顕在意識のセルフまでインスピレーションがスムースに表れてくることはありません。
途中でメッセージが歪んで解釈されたり、誤解されたり、あるいは届かなかったりします。
だからこそ、セルフはインナーセルフのケアをする必要がある。常により良い関係を築いておかなければならないのです。

アクション

インスピレーションを得た後、どうするか。
行動に移す。
この世では、思っただけでは実現しない。
行動に移さなければ、何も実現しない。

「思考は現実化する」は真実ですが、行動しなければ変わりません。
「行動が奇跡を起こす」のです。

関連記事