ホ・オポノポノ:ビジネスクラス・・・モミラニ・ラムストラム博士

投稿日:2012年4月22日 | 最終更新日: 2020年10月10日

2012年3月末、モミラニ・ラムストラム博士の「ビジネスクラス」を受講しました。
ホ・オポノポノのビジネス版です。
モミラニ・ラムストラム博士は、サンディエゴ・メサ・カレッジで教鞭をとっているとのことで、講義風のたいへんわかりやすい説明で、さらに理解が深まりました。

私たちはこれまで、ビジネスと言えば――会社を経営し、事業を展開し、顧客から支持され、利益を上げていくことを至上命題にしてきました。
そのためには、市場を予測し、経営計画を作り、マーケティングを展開し、販売し、アフターフォローをし、リピート客を増やしていく…といった活動を行ってきました。

しかし、ホ・オポノポノ流は違います。まったく逆のことをします。
クリーニングすることなく事業計画を作ることは、単なる記憶の再生である。やることはただ一つ、クリーニングのみ。
ビジネスを取り巻く関係者から、会社そのもの、商品、土地、従業員、関係会社などなど・・・すべての要素を書き出し、一つひとつクリーニングしていくのです。

それぞれの対象そのものをクリーニングするのではありません。
あくまでも、自分の中にある記憶をクリーニングする。
たとえば、対象が会社だとしたら――
「あなた(会社)をクリーニングしていいですか? この会社がインスピレーションを受けて、本来の姿で存在し、活動できるように。もしそれを阻むものが私の中にあるならば、それが何かはわかないけれども、私はそれを手放し、クリーニングします」
――というようなクリーニング。

これまた目からウロコでした。

・自分を取り巻くすべてのものにアイデンティティが存在する。
・だからすべてを尊重する。会社も商品も人も、小さな備品ひとつまで。
・常にクリーニングし続けること。常にリリースし続けること。

おかげさまで、私自身、稼業の広告・広報関連の仕事は、2012年後半から好転し始めました。
売上的には今のところあまり変わりませんが、人間関係が格段に良くなってきました。
気持ちよく仕事ができています。これは、ほんとうに目に見えた変化でした。

今回も、ベーシッククラスと同じような、面白い質疑応答がありました。

「ホ・オポノポノの必要な人が、たくさんいます。わたしはそういう人に対して、どんどんホ・オポノポノを紹介していきたいのです」

という人に対して、ラムストラム博士は、明確に、

「それはやめてください」と。
「必要か必要でないかを決めるのは、あなたではなく、その人自身だからです。ホ・オポノポノが必要な人がいる、と、あなたが思っている、その思い自体を、まずはクリーニングしましょう」

今回も、質問者はポカンとしていました。
「あ、はい。わかりました・・・?」

今回も、質問者はおそらく、感謝されるだろうと思っていたのではないでしょうか。

「あの人にはホ・オポノポノが必要だ」と思っているのは自分だけで、相手も同じように思っているかどうかはわかりません。
相手は困っているはずだから手助けしなければならない、と思うのも傲慢です。上から目線。
なので、そのような気持ちを、まずはクリーニングする必要がある。

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